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第31軍(だいさんじゅういちぐん)は、大日本帝国陸軍の軍の一つ。 == 沿革 == 1944年(昭和19年)2月に編成され、南洋庁の北部支庁管内に配置された南部マリアナ地区集団及び北部マリアナ地区集団、東部支庁管内に配置されたトラック地区集団並びにその他の直轄部隊から構成され総兵力は8万名に及び、中部太平洋方面を作戦地域とした。 司令部をサイパン島に置き、アメリカ軍の侵攻に備えていたが、小畑英良軍司令官のパラオ方面出張中にサイパン島の戦いが開始され、司令官一行はサイパン島に戻ることができずグアム島にて指揮を執ることとなった。 サイパン島の戦いは日本軍の敗北に終わり、現地にて司令官の代行として指揮を執っていた井桁敬治参謀長は自害した。その後のグアム島の戦いにおいても日本軍は敗北し小畑軍司令官と後任の参謀長である田村義富は自害。第31軍司令部は壊滅状態となる。 その後トラック島に駐留していた第52師団を中心に第31軍を再編し、終戦まで現地自活により軍を存続させた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第31軍 (日本軍)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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